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オリンパスペンで撮る、楠公史蹟巡り(その10) 建武以後の楠木邸址

「大楠公」の地元の学校、多聞尋常小学校の校長先生が昭和10年に出された小冊子「史蹟赤坂と千早」を手に、楠木正成公の史蹟を訪ねる「楠公史蹟巡り」。

前回は千早赤阪村、「下赤坂城址」を訪ねたが、今回は同じく千早赤阪村の「建武以後の楠木邸址」に向かう。



楠公史蹟巡り 建武以後の楠木邸址
OLYMPUS PEN W / E.Zuiko 25mm F2.8 / KODAK PROFOTO XL 100

府道705号から楠公誕生地に向かう道の途中、郵便局のある交差点で桐山方向に進む。



楠公史蹟巡り 建武以後の楠木邸址
OLYMPUS PEN W / E.Zuiko 25mm F2.8 / KODAK PROFOTO XL 100

足谷川に架かる橋を渡る。

程なく、左手に水田の広がる高台が見えてくる。

その地こそ、建武中興の後に楠木氏が館を構えたと云われている場所である。



楠公史蹟巡り 建武以後の楠木邸址
OLYMPUS PEN W / E.Zuiko 25mm F2.8 / KODAK PROFOTO XL 100

「史蹟赤坂と千早」より。

楠公誕生地の南方、足谷川の一渓を隔てて、柿樹十数本茂る一丘阜があります。
字を「トノガイト」と呼びます。
このあたり一帯は、建武以後の楠木邸址であると思われます。
建武中興の大業就るに及び、この地を相して、新邸を営まれたのだと伝えられています。


昭和10年に出版された冊子の記述、正にそのままの光景が眼前に。

しばし感激に浸る。

「トノガイト」は漢字で書くと「殿垣内」。

いかにもといった地名である。



楠公史蹟巡り 建武以後の楠木邸址
OLYMPUS PEN W / E.Zuiko 25mm F2.8 / KODAK PROFOTO XL 100

西に視線を向ければ下赤坂城址が間近に。

なお、この「建武以後の楠木邸址」地は水田地帯の真ん中にあり、跡地に直接通じている道路はない。

見学するには水田の畦道を通って来なければならないが、畔は道路ではないので、無闇に立ち入るのは控えるべきだろう。

この撮影行では幸いなことに、楠木邸址地への通り道になる水田で農作業をしておられた方がいたので、来意を告げ通行を許して頂くことができた事を注記しておく。



楠公史蹟巡り 建武以後の楠木邸址
OLYMPUS PEN W / E.Zuiko 25mm F2.8 / KODAK PROFOTO XL 100

小さな石碑が立つ。

「建武以後楠木邸傳説地」と。

「伝説」の表現は「伝承」よりも神秘的だ。



楠公史蹟巡り 建武以後の楠木邸址
OLYMPUS PEN FV / E.Zuiko 38mm F3.5 MACRO / KODAK PROFOTO XL 100

大正10年、大阪府により設置との事。



楠公史蹟巡り 建武以後の楠木邸址
OLYMPUS PEN W / E.Zuiko 25mm F2.8 / KODAK PROFOTO XL 100

もしかしたらここに正成公日用の品々が眠っているのかも・・・。



楠公史蹟巡り 建武以後の楠木邸址
OLYMPUS PEN W / E.Zuiko 25mm F2.8 / KODAK PROFOTO XL 100

建武以後楠木邸傳説地碑の向こうに見る史跡赤坂城址。

城の遺構は残らずとも、今私が見ている景色と、680年前正成公が見た景色、さほどの違いは無いのかも知れない。



楠公史蹟巡り 建武以後の楠木邸址
OLYMPUS PEN W / E.Zuiko 25mm F2.8 / KODAK PROFOTO XL 100

建武以後楠木邸傳説地より金剛山を望む。



楠公史蹟巡り 建武以後の楠木邸址
OLYMPUS PEN W / E.Zuiko 25mm F2.8 / KODAK PROFOTO XL 100

建武以後楠木邸傳説地遠望。

通行を許して頂いた農家の方が私に言った。

「あそこは楠木さんの花畑だったところだ」と。

手にした冊子の解説文が私の脳裏に浮かぶ。

「トノガイト」の南に「花の屋敷」・「古屋敷」・「井戸の尻」・北に「光明寺」等の字があります。
花の屋敷は花園・古屋敷は居宅・井戸の尻は井戸屋形・光明寺は楠木家の菩提寺光明院の址で、かの正行公が父の首級を見て自害せんとしたのは、この邸であったともいわれています。


楠木邸の花畑があったから今に残る地名が「花屋敷」・・・農家の方のご教示になるほどと頷きながら建武以後楠木邸址地の見学を終え、次回は「奉建塔」を見に行く。



楠公史跡巡り 建武以後の楠木邸址

より大きな地図で 楠公史跡巡り 千早赤阪周辺 を表示


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