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MG TF で吉田松陰・東北遊日記(5) 柏・船戸~常総・豊田

明治維新の原動力となった人々を多く輩出した松下村塾の吉田松陰先生。

先生は教育者であり思想家でもあるが、同時に、NHK風に言えば「無茶の連続」を行い、挫折してもますます意気盛んとなる「行動の人」でもあった。

そんな先生が嘉永4年(1851年)12月14日から翌年の4月5日まで、北方警備の状況を自身の目で確かめるべく盟友である肥後の宮部鼎蔵と共に真冬の東北を歩いた時の記録が「東北遊日記」である。

水戸、会津、佐渡、竜飛岬 ・・・ 先生の足跡を辿りながら MG TF で旅すれば、それはきっと素晴らしい体験になるだろう。

というわけで、東北遊日記テーマにした今回の旅。

松戸の本福寺を発ち、小金牧を通り、船戸で利根川を渡るその続き。



MG TF 東北遊日記 茨城県守谷町野木崎 がまんの渡し
PEN E-PM1 / M.Zuiko 40-150mm F4-5.6

松陰先生が船で渡った利根川を新大利根橋で渡り、茨城県に入る。

船戸の渡しより上流、利根川に合流する鬼怒川の岸には「がまんの渡し」というのがある。

元和元年(1615年)鷹狩りでこの地を訪れた徳川家康、川が増水して船を出すのを躊躇する水夫達に「我慢して渡してくれ」と頼んだ事からこの名が付いたとの事。

松陰先生の東北遊歴とは直接関係ないが、訪ねてみるのも一興だろう。



MG TF 東北遊日記 茨城県守谷町野木崎
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

「左折して小路に入ってからはずっと田の間であり原の中、道はあちこちに分かれ、迷ったり進んだりして・・・」

道に迷ってうろうろする松陰先生の姿が見えるような風景が広がっていた。



MG TF 東北遊日記 茨城県常総市水海道
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

「・・・ようやく水海道駅に着いた。 時すでに夜。」

水海道、現在の茨城県常総市水海道である。



MG TF 東北遊日記 茨城県常総市水海道
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

嘉永4年(1851年)12月15日に松陰先生が投宿した水海道は鬼怒川による河川物流の要地として栄えた町である。

残念ながら松陰先生関連の史跡も宿場町の面影も残ってはいないが、物流拠点として繁栄した歴史を感じさせる建物が多く残されており、なかなか見応えがある。



MG TF 東北遊日記 茨城県常総市水海道
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

安政6年(1859年)築、江戸屋薬舗の格好良さ。



MG TF 東北遊日記 茨城県常総市水海道
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

何だか人の顔に見えてとてもユニークな五木宗レンガ蔵。



MG TF 東北遊日記 仕出 四手の渡し
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

「16日、晴れ。 駅を出てしばらく行き、右折して田間の小路に入り、舟で小貝川を渡る。 これを四手の渡しという。」

旅の3日目、松陰先生は水海道の宿を出て少し北へ進み「四手」という場所で小貝川を渡っている。

この「四手」とはどこなのか、ネットで検索しても情報が全くなく、参考とした東北遊日記関連の書籍にも何も書かれていないため場所を特定できずお手上げだったのだが、手掛かりを求めて必死に見つめる地図の中に「仕出」の文字を見つけた時には、「あったー!これだ!」と欣喜雀躍。



MG TF 東北遊日記 仕出 四手の渡し
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

「四手」こと仕出地区の小さな公民館には実に風格有る「仕出公民館」の文字が。



MG TF 東北遊日記 仕出 四手の渡し
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

四手の渡しを示す石碑等がないのが惜しい。

仕出を流れる小貝川の向こうには筑波山。

川に架かるのは茨城県道123号。



MG TF 東北遊日記 常総市本豊田
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

「豊田駅に出て、また右折して・・・」

豊田は現在の常総市豊田のことであろう。

松陰先生は仕出で小貝川の左岸に渡っているが豊田の集落は右岸にあり、「出豊田驛」の意味には判然としない部分がある。

今後の研究課題といったところだろうか。



MG TF 東北遊日記 豊田城跡
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

天喜2年(1054年)から520年もの長きに亘って栄えた常総の名家・豊田氏の居城、豊田城跡の石碑が小貝川の堤防に立つ。



MG TF 東北遊日記 豊田城
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

本物の豊田城が石碑だけになってしまった今、周囲を睥睨するのは豊田城という名の地域交流センターである。 (続く)



東北遊日記ドライブ経路図(柏・船戸~常総・豊田)

より大きな地図で 東北遊日記(5) 柏・船戸~常総・豊田 を表示

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