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MG TF で吉田松陰・東北遊日記(4) 松戸・本福寺~柏・船戸

明治維新の原動力となった人々を多く輩出した松下村塾の吉田松陰先生。

先生は教育者であり思想家でもあるが、同時に、NHK風に言えば「無茶の連続」を行い、挫折してもますます意気盛んとなる「行動の人」でもあった。

そんな先生が嘉永4年(1851年)12月14日から翌年の4月5日まで、北方警備の状況を自身の目で確かめるべく盟友である肥後の宮部鼎蔵と共に真冬の東北を歩いた時の記録が「東北遊日記」である。

水戸、会津、佐渡、竜飛岬 ・・・ 先生の足跡を辿りながら MG TF で旅すれば、それはきっと素晴らしい体験になるだろう。

というわけで、東北遊日記テーマにした今回の旅。

葛飾の新宿を過ぎ、松戸川を船で渡り、松戸宿を通り過ぎて、本福寺に至ったその続き。



MG TF 東北遊日記 松戸市上本郷 本福寺
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

「十五日。 晴れ。 辰時、寺を出る。」 

本福寺の朝。

先生は12月15日の午前8時に寺を出発している。



MG TF 東北遊日記 松戸市上本郷 本福寺
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

本福寺、「吉田松陰脱藩の道」碑。



MG TF 東北遊日記 馬橋 水戸街道道標
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

常磐線馬橋駅近く、国道6号の八ヶ崎交差点には水戸街道道標の堂々と立つ姿がある。



MG TF 東北遊日記 松戸市小金 玉屋
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

「行くこと三里、小金駅となる。」

松戸から国道6号を柏方面に向かい、北小金駅入口交差点を左折するとここが宿場町であったことを今に伝える貴重な旅籠「玉屋」が見えてくる。

今でも一般住宅として現役のこの建物の前を松陰先生は足取り軽く歩いていったのだろう。



MG TF 東北遊日記 松戸市小金 玉屋
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

旅籠「玉屋」。



MG TF 東北遊日記 小金宿 小金牧 石碑
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

「駅を過ぎれば広原漫々。 小金牧といい、幕府の操練場である。」

JR北小金駅の駅前には小金宿と小金牧を記念する碑がある。



MG TF 東北遊日記 小金宿 道標
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

北小金駅入口の交差点には「左ながれ山へ、右水戸道中」の小さな道標が。



MG TF 東北遊日記 柏市 豊四季第一緑地 野馬堀
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

「野馬九匹を見る。」

約二千頭弱の野生馬が育まれていたという幕府の放牧場・小金牧は、点在する野馬土手・堀によって僅かにその名残を留めている。

その1つが豊四季第一緑地の野馬堀跡だ。



MG TF 東北遊日記 柏市 豊四季第一緑地 野馬堀
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

堀を境に、牧の内側の土手は緩く、外側の土手は急にすることで馬が事故に遭うことを防ぎつつ外に出るのを阻止する構造になっているとの事。

その形がはっきり残されている。



MG TF 東北遊日記 柏市 花野井
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

「真っ直ぐ行けば我孫子を経て土浦を過ぎ水戸に至るが、私は水海道を通ることにした。 それで左折して小路に入り、花野井村を経て船戸に出た。」

ここでも松陰先生は追っ手を警戒し、我孫子・取手・牛久・土浦と向かう水戸街道を逸れ、柏市花野井及び船戸経由で現在は茨城県常総市となった水海道へ向かっている。

クルマで行くなら国道6号を台田交差点まで北上し、左折して県道7号を行くと良いだろう。



MG TF 東北遊日記 柏市 花野井 旧吉田家住宅
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

柏市花野井、旧吉田家住宅の長屋門を見る。

平安時代から続く家計であり、花野井村の名主も務めていた吉田家の見事な住宅である。

松陰先生が立ち寄ったわけではないが、花野井に来たら是非見ておきたい歴史的建造物である。



MG TF 東北遊日記 柏市 花野井 旧吉田家住宅
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

重厚な主屋。

現在の主屋は嘉永7年(1854年)に建てられたものだが、長屋門は天保2年(1831年)に建てられたものなので、先を急ぐ松陰先生の目に映っていたかも知れない。



MG TF 東北遊日記 柏市 花野井 旧吉田家住宅
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

内部は無料公開されている。

縁側に座って庭を眺めていると、ああ、こんな家に住んで静かに晴耕雨読の日々を送れたらいいなあと、しみじみ思ってしまう。



MG TF 東北遊日記 柏市 船戸
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

県道7号を更に進み、柏市船戸へ。

利根川水上交通の主要地であり、船戸の地名はそれに由来するものとの事。



MG TF 東北遊日記 柏市 船戸
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

県道を離れ利根川の堤防辺りまで来ると、そこには広大な水田地帯が広がる。



MG TF 東北遊日記 柏市 船戸
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

堤防に登り、利根川の河川敷を見る。



MG TF 東北遊日記 柏市 船戸
PEN E-PM1 / M.Zuiko 40-150mm F4-5.6

船戸の渡しは現在の千葉県柏市船戸から対岸の茨城県守谷市野木崎を結んでいた。

利根川の向こうに守谷市野木崎の守谷浄化センターを望む。

右に見えるのは常磐自動車道。



MG TF 東北遊日記 利根川 七里ヶ渡跡
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

船戸の渡しがあった辺りの河川敷は残念ながら立ち入りが禁止されていて川岸に近付く事ができない。

行ったところで当時を偲ぶ物は何もなく、地元の漁師さんが使うのか小さな船が壊れそうな桟橋にポツンと舫ってあるのと小屋があるだけなのだが。

なので、4km下流にある七里ヶ渡跡を訪ねて、常陸の国に渡る松陰先生の思いを偲んでみる。



MG TF 東北遊日記 利根川 七里ヶ渡跡
PEN E-PL5 / M.Zuiko 9-18mm F4-5.6

鏡のような利根川、冬の眺め。



MG TF 東北遊日記 利根川 筑波山
PEN E-PM1 / M.Zuiko 40-150mm F4-5.6

「筑波山刀根川 吾今俯仰發浩嘆 刀根之川遠達海 筑波之山高衝天」 (続く)



東北遊日記ドライブ経路図(松戸・本福寺~柏・船戸)

より大きな地図で 東北遊日記(4) 松戸・本福寺~柏・船戸 を表示

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